今日はダリンボイを訪ねる予定だ。
ダリンボイにはノンゴ、ミルワンガ、ビビバク、ヤリなど、多くの素晴らしいイダキ職人が住んでいる。
まずジェレミーが観光局で正規に申請し、許可が下りた。
今日、向かうダリンボイは僕らを含め、日本人は今までに4人、ヨーロッパの人が3人しか訪れた事がないという秘境だ。
そして、今回の僕らの訪問が最後で、今後入る事はますます難しくなるらしい。
舗装されていない道路を走ること1時間(以前はもっと道路が悪く2時間かかっていたらしい)でノンゴさん宅に到着。
壁にズラリと立てかけてある奇麗なイダキはアートセンターに出荷するイダキ!
ひゃ~っ!吹いてみると全部最高の音質!
「イダキ・カッティングに出かけるぞっ!」とノンゴさん。息子、甥っ子たちが乗り合わせ、いきなりブッシュに向かった。
30分ほど走っただろうか、もう道なき道を行く!ジェレミーがスイスイとブッシュの中を運転するのがホンマに不思議だ。
なんで方向と道が分かるのか?よ~く見ると、ほんの少しだけ微妙にワダチがあるのね。
こりゃ知ってる人しか運転出来ないわ。
ずっとユーカリの森と蟻塚が延々と続き、イダキのカッティング・ポイントに到着!
さっそくノンゴさんからカッティングのコツを教えてもらう。
斧でカッティング、のこぎりで切断。
切り口にはシロアリがいっぱい!すでに中はシロアリが食って空洞で、吹き口がジャスト・サイズの穴の木も多く、そのまま吹いても、いい音だ!
切るたびに放置して、どんどんブッシュの奥へと進んで行く。
あまりの重労働にリタイアした僕は(早っ!)、子供たちが、自分で小さい木をカットしてイダキを制作しているのを見学。
その作業する手つきは、とても手慣れていて、ハンマーで叩きながら皮を剥ぎ、表面をキレイにして行く。
口ずさんでいるのはトラッドのマウス・リズム「ティプ・トロントロン...♪」。
たまに試し吹きをしながらノミと棒状のヤスリで内部を広げて仕上げて行く。
その試し吹きの上手さには超ビックリ!もう本物のヨルングのトラッドなのだ。
ノンゴさんの甥っ子のイバンくん(10才)がメインで作るこのキッズ・イダキはどんどん音が良くなり、帰る頃には最高の仕上がりに!
子供たちが順番にプレイするが、そりゃもう素晴らし過ぎる。
さて、最後にブッシュでカットしたユーカリの木を担いで車に戻るが、この原木は1本10キロくらいあってメッチャ重い。
たった2本担いで歩いても20キロだからね。
ノングさんの家に戻って、さっそく表面の皮を剥がし、イダキ制作が始まる。
僕のカットした木も、手を加えてもらい、見る見る仕上がって行く。
ある程度仕上がったところで、全体を水洗い。中に水を入れた後に1曲吹いてくれた。
自分のカットしたイダキからこんな素晴らしいサウンドが出るなんて、ホンマに感激だ!
ジャルーのところではグラインダーなどの電動の工具が使われていたが、ここでは全部ノミやナイフの手作業のみで進めて行くのだ。
さて、子供たちの作ったキッズ・イダキは僕も試し吹きをさせてもらいながら作ったので、そのサウンドの良さを知っている。
ノングさんに交渉すると、なんと売ってもらえる事に!
ダリンボイを後にして、イリカラのアートセンターまでノングさんのイダキたちを運んだ。
なんと!そこにブルースさん夫妻が登場!
ブルースさんはイダキ界のスーパー・スターで、最高級のイダキを作る職人だ。
納品されたイダキの中からナンバーワンと思われるイダキをマーパンさんがゲット。
僕は儀式用っぽいサウンドでミンチ(家紋のような神聖な模様)の入った最高級イダキをゲット。
そして、夜にはまたまたジャルー家に訪れた。
ペイントをお願いしていたイダキをピックアップすべく訪れたが、ジャルーの妹のセルマが僕に絵を描いてくれたという。
ジャルーの向かいの家に行ってみると、僕がラリーから買ったワニ(BALU)のイダキにちなんでワニの絵を描いてくれていた。
帰り際に、ご近所に住むヴァーリン(ミルメニア)さんに会い、オーカのクロス・ハッチで埋め尽くされヘビ(BAPI)が描かれたイダキをゲット。
前からこの人のイダキが欲しかったのよ。日本ではあまり売られていない希少なイダキなのだ。
夜ホテルに戻ると、部屋には哲Jさん、マーパンさん、僕のゲットしたイダキがズラリ!
部屋に入って来たジェレミーが「オーッ!イダキ・パラダイス!」と言って笑っていた。
ダリンボイにはノンゴ、ミルワンガ、ビビバク、ヤリなど、多くの素晴らしいイダキ職人が住んでいる。
まずジェレミーが観光局で正規に申請し、許可が下りた。
今日、向かうダリンボイは僕らを含め、日本人は今までに4人、ヨーロッパの人が3人しか訪れた事がないという秘境だ。
そして、今回の僕らの訪問が最後で、今後入る事はますます難しくなるらしい。
舗装されていない道路を走ること1時間(以前はもっと道路が悪く2時間かかっていたらしい)でノンゴさん宅に到着。
壁にズラリと立てかけてある奇麗なイダキはアートセンターに出荷するイダキ!
ひゃ~っ!吹いてみると全部最高の音質!
「イダキ・カッティングに出かけるぞっ!」とノンゴさん。息子、甥っ子たちが乗り合わせ、いきなりブッシュに向かった。
30分ほど走っただろうか、もう道なき道を行く!ジェレミーがスイスイとブッシュの中を運転するのがホンマに不思議だ。
なんで方向と道が分かるのか?よ~く見ると、ほんの少しだけ微妙にワダチがあるのね。
こりゃ知ってる人しか運転出来ないわ。
ずっとユーカリの森と蟻塚が延々と続き、イダキのカッティング・ポイントに到着!
さっそくノンゴさんからカッティングのコツを教えてもらう。
斧でカッティング、のこぎりで切断。
切り口にはシロアリがいっぱい!すでに中はシロアリが食って空洞で、吹き口がジャスト・サイズの穴の木も多く、そのまま吹いても、いい音だ!
切るたびに放置して、どんどんブッシュの奥へと進んで行く。
あまりの重労働にリタイアした僕は(早っ!)、子供たちが、自分で小さい木をカットしてイダキを制作しているのを見学。
その作業する手つきは、とても手慣れていて、ハンマーで叩きながら皮を剥ぎ、表面をキレイにして行く。
口ずさんでいるのはトラッドのマウス・リズム「ティプ・トロントロン...♪」。
たまに試し吹きをしながらノミと棒状のヤスリで内部を広げて仕上げて行く。
その試し吹きの上手さには超ビックリ!もう本物のヨルングのトラッドなのだ。
ノンゴさんの甥っ子のイバンくん(10才)がメインで作るこのキッズ・イダキはどんどん音が良くなり、帰る頃には最高の仕上がりに!
子供たちが順番にプレイするが、そりゃもう素晴らし過ぎる。
さて、最後にブッシュでカットしたユーカリの木を担いで車に戻るが、この原木は1本10キロくらいあってメッチャ重い。
たった2本担いで歩いても20キロだからね。
ノングさんの家に戻って、さっそく表面の皮を剥がし、イダキ制作が始まる。
僕のカットした木も、手を加えてもらい、見る見る仕上がって行く。
ある程度仕上がったところで、全体を水洗い。中に水を入れた後に1曲吹いてくれた。
自分のカットしたイダキからこんな素晴らしいサウンドが出るなんて、ホンマに感激だ!
ジャルーのところではグラインダーなどの電動の工具が使われていたが、ここでは全部ノミやナイフの手作業のみで進めて行くのだ。
さて、子供たちの作ったキッズ・イダキは僕も試し吹きをさせてもらいながら作ったので、そのサウンドの良さを知っている。
ノングさんに交渉すると、なんと売ってもらえる事に!
ダリンボイを後にして、イリカラのアートセンターまでノングさんのイダキたちを運んだ。
なんと!そこにブルースさん夫妻が登場!
ブルースさんはイダキ界のスーパー・スターで、最高級のイダキを作る職人だ。
納品されたイダキの中からナンバーワンと思われるイダキをマーパンさんがゲット。
僕は儀式用っぽいサウンドでミンチ(家紋のような神聖な模様)の入った最高級イダキをゲット。
そして、夜にはまたまたジャルー家に訪れた。
ペイントをお願いしていたイダキをピックアップすべく訪れたが、ジャルーの妹のセルマが僕に絵を描いてくれたという。
ジャルーの向かいの家に行ってみると、僕がラリーから買ったワニ(BALU)のイダキにちなんでワニの絵を描いてくれていた。
帰り際に、ご近所に住むヴァーリン(ミルメニア)さんに会い、オーカのクロス・ハッチで埋め尽くされヘビ(BAPI)が描かれたイダキをゲット。
前からこの人のイダキが欲しかったのよ。日本ではあまり売られていない希少なイダキなのだ。
夜ホテルに戻ると、部屋には哲Jさん、マーパンさん、僕のゲットしたイダキがズラリ!
部屋に入って来たジェレミーが「オーッ!イダキ・パラダイス!」と言って笑っていた。
観光局のそばにもヤシの木がふつうに生えている。
受付の横にはめっちゃ古いイダキが!
この道を右折するとミルワンガ、ノンゴなどのイダキ職人の住む「ダリンボイ」!
ノンゴさんの家の壁に立てかけられたイダキ!アートセンターの仕入れ用のイダキらしい。
どれも素晴らしくて、ハズレのものはない。
ノンゴさんからカッティングの極意を学ぶ!
いよいよカッティング開始!遠心力を使ってトントントン!けっこう重労働だ。
中はシロアリが食って空洞なので、わりと早く切れた!菅沼くうどう(笑)。
この白い生き物がユーカリの内部を食べるシロアリ!!わりと大きい!!
こんどは寝かせた木を横から斧で切る!つーか、いろんな角度から叩いて切断!
切断した断面!!
ノコギリで断面を真っすぐに!全長は適度な長さになる。
重っ!このまま吹いてもいい音が出た!!
キッズたちは、小さめのユーカリをカットして、さっそくイダキ制作に入っている!
これ、全部イダキの木(ユーカリ)だよっ!
バッファローもふつうに登場!ジェレミーが言うには、これを見るとラッキーらしい。
景色が少し変わって、アバターの森とそっくりな場所!
滝壺があった!水が超キレイで、中には小さな魚たちがいっぱい!
持ち帰った原木を使って、ノンゴさんがさっそくイダキ制作に入る!
運転席側がジェレミーの手、助手席側が哲Jさんの手!あ〜楽しかった!
アートセンターには、あのイダキ職人の巨匠!ブルースがっ!なんかワシら顔が似てる!
ジャルーの娘のセルマが、僕にワニの絵を描いてくれた!持ってるのはヨーチン!