2009/05/18

トイ・パーカッション Toy Percussion

トイ・パーカッション
おもちゃっぽいパーカスを集めてみました!
一番後ろは「チューブ」。振り回すとヒュンヒュン♪と不思議なサウンドがっ!
その右側ダイソーのマラカス。
左側は「でんでん太鼓」。センター上段は中国製の「木魚」、その前は「ラチェット」。
前面左側は「鳥の笛」。
右側は愛用の「セミ」。

2009/05/17

手作りパーカッション Hand Made percussion

手作りパーカッション Hand Made Percussion
これは今は亡きフルテツ(古谷哲也)さんとパーカスを小学校の講堂で指導して回っていた頃に使っていた楽器たちだ。
左からオタマのカスタネット"オバケ"、スプーンのカスタネット"スプネット"
ヤクルトの容器のマラカス"飲みカス"、オケのクイカー"オケッカー"。
そして洗濯板のギロだ!

タイ・ドラム Thailand Drum

タイ・ドラム Thailand Drum
左からマレーより伝来の太鼓"クロン・マラーユ"、真ん中はタイの太鼓"ラムウォン"。
右側はタイの小学校でも使われているクロン・ヤオ。
購入時に女性の下着っぽいピンクの布が被せてあったが、ちょっと恥ずかしくて外してしまいました(笑)。でも外してはいけない神聖なものだったかも。
すべてタイでドラムクリニックを行った時に主催者の楽器店にて購入。
左端のプラスチック製のが一番高価だった。
天然木よりプラスチックの方が高いというのは日本で考えると不思議!

ダラブッカ Darbuka

ダラブッカ Darbuka
センターがトルコ式、両サイドはエジプト式(左はレモ製、右は本物の高級品)。
真ん中のトルコ式はリムが出っ張ってるので、普通に叩いたら痛いのだ。
なので指パッチンの技術を最大限に駆使してプレイ!
両サイドはエジプシャン・タブラなので、手に優しく高速で連打できる。
でもやっぱ、指のテクはめっちゃ要ります。
シライ・ミュージックの白井くんとダラブッカ同好会をやろうぜっ!と盛り上がり、なんと白井くんはダラブッカ同好会のサイトまで作成!
その後、忙しくなったらしく音信不通なのだ。
お〜いっ!
下段の写真のマニアックなヤツは本場のエジプト製!
陶器製シェルで魚の皮が貼られている。
表面はタイルを箱根の寄せ木細工状態に貼り合わせた仕上げ。
チューニングするには電球を入れて暖めたり、クーラーの吹き出し口で冷やしたりと、超大変だ。

タブラ Tabla

タブラ Tabla
インド北部の太鼓"タブラ"。
左が高音用でウッド・シェルの「タブラ Tabla」。
右側が低音用でメタル・シェルの「バヤ Baya」。
かなり昔、ザギール・フセインのプレイを見て、この楽器はエグい!
ワシもぜったい叩けるようになりたい!と購入。
しか〜し!あんなん絶対できましぇ〜ん!
ダラブッカと併用して雰囲気ものとしてレコーディングに使ってます。

ハンド・ドラム Hand Dram

ハンド・ドラム Hand Drum
こういった形状のドラムを総称して「ハンド・ドラム」、あるいは「フレーム・ドラム」と呼ぶ。
この楽器の歴史も、とても古く、タンバリンと同様に古代の壁画に描かれているのだ。
左端はアイリッシュのフレーム・ドラムのBodhran(バウラン、ボウロン)と呼ばれ、短いバチでプレイする。この楽器はマウンテン・リズム製。
ボウロン特有の高速3連苻の連打は、ワタシ、ドラムの奏法に取り入れてます。
あとのサイズ違いの3つはレモ製。
ドラム道場の生徒たちとステップを踏みながら練習してます。
ようするにグレン・ベレッツ式ね。

2009/05/15

K Constantinople Crash 18" 16"

K Constantinople Crash 18"16"
ジャズからメタル、クラシックまであらゆるジャンルに対応できる最高級シンバル。
ロー、ミッド、ハイと音域も広く、そのふくよかなサウンドは叩きながら聞き惚れてしまうほどだ。
写真はジルジャンのボストン工場で選り抜いた2枚!

K Constantinople Hi Hats 14"

K Constantinople Hi Hats 14"
オールドスタイルのジャズからコンテンポラリー・ジャズまで自在に表現できる高級ハイハット!
僕の場合はジャズにこだわらず、オールジャンルに使用してるが、本当に響き、バランスの良い名品だ。
左がジルジャンのボストン工場で選り抜いたハイハット。
右が新品の同ラインナップ。

K Hi Hats Brilliant 13"

K Hi Hats Brilliant 13"
90年代のKハイハッツの13インチ版。
磨き上げられたブリリアント仕様は現在では廃盤。
「K」の文字がデカいのではなくハットが小さいのね。
2000年以降のKハイハッツより、かなり薄く、音の立ち上がりは「超速」!
それでいて低音がしっかりとあり、音にコシもある逸品!

K Hi Hats Brilliant 14"

K Hi Hats Brilliant 14"
90年代のKハイハッツ。この当時はボトムがミディアムで、今ほど厚くはなかった。
なので、どちらかというとパイステ的なクリーンで透明感のあるサウンド。
それでいて音のキレが鋭く「チッ、チーッ!」というアタック音が最高に気持いい!
このラインナップは現在も手放せず、ずっと使い続けている逸品だ。

K CUSTOM Special Dry Hi Hats 14"

K CUSTOM Special Dry Hi Hats 14"
ハイハットのドライ系は種類が少ないが、状況によっては必ず必要になってくるものだ。
小屋の響きが「ライブ」で音が鳴り過ぎたり、シンバルのサウンドが拡散してしまう場合には、このハイハットが重宝する。
このスペシャル•ドライを使うときはライドもドライ系にするとサウンド•メイク的にマッチングが良い。

2009/05/13

A CUSTOM Projection Hi Hats 13"

A CUSTOM Projection Hi Hats 13"
この「Aプロジェクション」のラインナップは、ちょうど「Aジル」と「Aカスタム」の間くらいのサウンド。
Aジルほど強すぎず、Aカスほど叩いたレスポンスやコシが柔らかくない。
音の立ち上がりの速さがファストの13インチ、小口径でありながら、幅広い音域を持つ魅力的なハイハットだ!

2009/05/12

ボーンズ Bones

ボーンズ Bones
これはアイルランドの楽器。独自の持ち方で振ると「カチャカ・カチャカ」と3連苻が演奏できる、とても不思議な楽器。
もうめっちゃ昔の話し「ミスター・ボーンズ」(きっとミスター・ビーンズのシャレ)というビデオを見たのがきっかけでプレイするようになった。
僕のボーンズは日本製。
沖縄三味線屋さんにお願いして黒檀の木っ端を削り出していただいたものだ。
黒い立派な黒檀製のボーンズはすべて商品として売ってしまったので、僕の使用分は残り物の白檀(はくたん)製。ちょっとだけ黒檀になりかけている部分がマダラでかわいい!
写真左が黒檀と白檀のハーフのボーンズ、右は水牛の角製ボーンズだ。
写真の上段が表、下段が裏。

2009/05/11

チャイナ・ゴング China Ging

チャイナ・ゴング China Gong
このドラは京劇で使用する例の"キャイ〜ン"とピッチベンドするヤツだ。
なぜピッチが上がるのかは謎なのだが、レコーディングに使用するために中国でゲット。
中国では、楽器店で「ドラはありますか?」聞くと必ず店の奥から出てくる。
地域によって微妙に形、ピッチが違うのがおもしろい。

2009/05/07

チャンゴ(杖鼓) Changgo

チャンゴ(杖鼓) Changgo
日本の鼓に似たルックスだが、コリアの太鼓。
サイズはかなり大きく、打面の直系は40センチ以上ある。
形状的にはインドの「ダマル」あたりがルーツと考えられていて、中国〜韓国〜日本へと流れついたのかもしれない。
打面は馬の皮が張られていて、両面を違うピッチにするために柔らかめの皮と固めの皮が、それぞれの面に使われている。
この楽器の超高速の"往復打ち"を目撃した人も多いと思うが、僕もそれを目指して入手した。
しかし、そんな打ち方、出来るわけないじゃん!
クンチェとヨルチェという竹のバチでプレイ!

2009/05/06

サヌカイト Sanukite

サヌカイト Sanukite
人間より歴史の古い2億年前の岩石!
日本の四国の讃岐地方から出土する、とても希少なものだ。
ツトム・ヤマシタ氏が使用する楽器もこれと同じものだが、筒状に完璧に整形されている。
このサヌカイトはダイヤモンド・カッターでスリットを入れたタイプの楽器。
無響室でも響くという不思議な楽器で、叩くとその透明感のある不思議な世界に魅了される。

ボンボ Bonbo

ボンボ Bonbo
ボンボは南米の「フォルクローレ」という音楽に使用される楽器(太鼓)だ。
スペインの軍楽太鼓がルーツと言われている。
アンデスなどでも使われる太鼓で、その昔、パーカッションの指導で小学校を回っていた頃、ポンチョを着せられてボンボで「コンドルは飛んで行く」の伴奏をしたものだ。
上段はREMO製のボンボ。下段はリアル・ボンボ。ヘッドも山羊皮が装着されている。
ペイントは宮下昌也氏!

2009/05/04

キハダ & ビブラ・スラップ Quijada & Vibraslap

キハダ Quijada& Vibraslap
キューバやメキシコなど中南米に分布する打楽器「キハダ」。
馬の下の顎の骨をそのまま使うという、なんとワイルドなルックス。
片方の頬を叩くとグラグラに付いている歯が「ケ〜ン!」という鋭いサウンドで鳴る。
この頃では骨バージョンが入手困難かつ壊れやすいので、代用の楽器として丈夫なビブラ・スラップ(右下)が使われることが多い。
演歌の定番楽器(笑)!

カリンバ KALIMBA

カリンバ KALIMBA
この小箱に金属の舌を固定した楽器は「サンザ」とか「サム・ピアノ」というネーミングでも親しまれている。
上段写真の右側は京都のカリンバ奏者であるロビン氏から譲り受けたタンザニアの「カリンバ」。
ロビン氏は実際にアフリカに行き、カリンバを勉強した本物のカリンバ奏者だ!
90年代は山田晴三氏、ロビン氏、KOZOの3人で「しあわせの小箱」カリンバ・トリオを結成してライブ活動していたのも懐かしい。
真ん中後方の巨大な楽器はジンバブエの「ニュンガ・ニュンガ(デゼ付き)」
その前は「ンビラ(日本ではムビラと呼ぶ)」。
左側はLPの楽器としてのカリンバ!丸いヤツはヤシの実をカリンバにしたおもしろい楽器!
ひょうたん型のカリンバはパチカの名人の吉田ケンゴ作。
写真中段の美しいカリンバは宮下昌也氏作のペイント・カリンバ!
写真下段は2009年に京都RAGでロビン氏と再会したときの写真。

ロビン氏とKOZO

マサイ族の太鼓 MASAI Drum

マサイ族の太鼓 MASAI Drum
この太鼓は実際にアフリカのマサイ族から譲り受けたものだ。
彼らの間では「富」や「男の甲斐性」は通帳の残高や資産ではなく、牛を何頭所有しているかが勝負らしい!
この太鼓はシェルからヘッドまですべて牛革で出来ている。
白黒の牛皮がかわいい!

ヒップ・ギグ Hip Gig The 2002's

ヒップ・ギグ Hip Gig The 2002's
B.D22"、T.T10"、13"、S.D12"
僕のヒッピギグはかなり初期型!2002年の試作品。
黄色の基調色を利用して、宮下昌也氏のペイントが施されている。
本来のスネアをタムの位置に置き4点セットとして使用している。

2009/05/03

ジャンベ Djembe

ジャンベ Djembe
もはやパーカッションの定番ともなった「ジャンベ」!
チューニングなどのとり回しを考えるとレモ製が圧倒的に便利。
しかしレコーディングやセッションなどで、本当の民族色がほしい場合は動物皮のリアル・ジャンベだよね。
上段はレモ製、15インチ、14インチ、13インチ。
下段は宮下昌也氏のアートが入ったリアル・ジャンベ。
チューニングはパチカの名人である河野玄米麹氏。

ジュンジュン Jun Jun

ジュンジュン JunJun
セネガル(アフリカ)の民族太鼓をレモ社が楽器としてリリースした。
といっても古い話しで、90年代に個人輸入したのだが。
「ジュンジュン」「ドゥンドゥン」「ドゥンヌン」とかいろんな呼び名があるが、3点セットの場合、大きい方から「ジュンジュン」「サンバン」「ケンケニ」と呼ぶ。
アフリカでは横置きして、上にアフリカンベル(写真下段)を載せて鉄の棒でプレイ。
この楽器担当が3名で、あとジャンベがメインとバッキングで2名というアンサンブルが標準的。

テンガ Tenga

テンガ Tenga
アフリカのウガンダのテーブル型ドラム「テンガ」!
サイズは巨大で30インチ以上もある重低音の太鼓だ!
叩き方は推測の域を脱しないが、複数でワイワイ叩いてジャムったりもありかも。
まるで部屋に動物がいると錯覚するほど動物のオーラがある。